iPhoneのモデル番号によって買取金額が変わるって本当?
iPhoneの製造時にApple側が区別するためにつけられているモデル番号。
皆さんはiPhoneのモデル番号によって買取金額が変動するという事実をご存知でしょうか?
お手持ちのスマホを売りたい場合には高く売れるモデル番号のスマホであるかが、重要なポイントとなり得ます。
同じ機種であっても、モデル番号が変わるだけで価格が倍になることもあるんです。
モデル番号が違うと買取金額が倍になるって、結構大きくありませんか?
という訳で今回はモデル番号の確認方法と買取金額の価格差についてご紹介していきます。
モデル番号とは
モデル番号はメーカーが製品を区別するためにつけている数列の名前のことです。
iPhoneで言えばMN6F2J/A(iPhone 7 Plus)のような文字列のことになります。
これはAppleが製品を簡単に識別できるように決めている数列で、このモデル番号を把握すれば、機種やスペックはもちろんのこと、日本版・海外版などの識別が可能です。
Android端末のスマホ・タブレットについても同様のことが言えます。
モデル番号の確認方法
モデル番号を確認する方法についてご紹介していきます。
iPhone・iPadのモデル番号は設定画面から確認する方法が正確かつ、素早い方法となります。
「設定アプリ」を開く → 「一般」をタップ → 「情報」をタップして「モデル」を確認
これでiPhone・iPadのモデル番号が確認できます。
Androidスマホ・タブレットの場合は機種によって確認方法が異なりますので、各種取り扱いマニュアルをご確認ください。
モデル番号による買取価格の変動
例:iPhone11のモデル番号
日本版 64GB → MWLU2
J/A 128GB → MWM22
J/A 256GB → MWM82
J/A
アメリカ版 64GB → MWL82
LL/A 128GB → MWLF2
LL/A 256GB → MWLF2
LL/A
香港版 64GB →MWN12
ZA/A 128GB → MWN82
ZA/A 256GB → MWNG2
ZA/A
iPhoneは国内で販売されている日本版の他にアメリカ版・香港版があり、それぞれ価格が変動します。
日本版(最高値) > アメリカ版 >香港版(最安値)
基本的にはこの順番で価格が変動していきます。
機種によっては日本版と香港版の差が倍を超えることもありますので、海外版iPhoneをお持ちの場合は買取価格に十分にご注意ください。
プレミアなどが無い場合は基本的にAndroidスマホでも日本版が一番高い値段が付きます。
交換品は価値が落ちます
Apple Care+やキャリアの交換サービスを利用して、無料または格安で新しい端末に交換された場合には「リフレッシュ品」や「交換品」と呼ばれる別のモデル番号のものに交換され、もともと持っていた製品とは違うモデル番号の端末がお手元に届きます。
iPhoneの場合はモデル番号の先頭が以下3つの場合はこれらに該当します。
【N】交換品
新品の交換品であることを表しています。
箱や付属品は一切なく、iPhone本体のみで在庫保管されているモデルです。
モデル番号は「N」から始まります。
※未使用であっても、交換品は価値が下がります!
【F】中古整備品
格安SIM通信事業者がよくキャンペーンを行っているものに、リフレッシュ品大特価などがありますが、これらは中古整備品と呼ばれ、「F」のモデル番号が付きます。
中のパーツが新品でないものが使われることがあるようです。
買取価格は一番大きく下がります。お店によっては買取不可となる場合もあるので注意しておきましょう。
【P】プレゼント用
Appleのサービスであるプレゼントサービスで「刻印とギフト包装」を選択した場合に「P」頭文字が付いたオーダーメイド品のようなモデル番号となります。
Pが付くモデル番号は未だ買い取ったことはありませんが、当店では金額を下げずに査定しております。
この中の、交換品・中古整備品は製造の過程で出荷不能となったものを交換品として在庫している場合もあるらしく、製品の品質が100%保証されているか不明な為、型番を変えていると言われていることもあります。(諸説あり)
交換品のモデル番号は買取店では価値が3割から5割程度落ちます。
もちろん交換品の品質に心配ないことが謳われているメーカーしかないのですが、買取店での価格は落ちます。
ですので、購入する側は交換品のモデル番号を狙って購入するといい買い物ができるかもしれないということがわかりますね。
まとめ
Appleが簡単に識別できるように製品のスペックやモデルに合わせて割り振られているものがモデル番号です。
スマホ買取においてモデル番号は査定価格を決める重要な要素です。
モデル番号は設定アプリから変更することが出来ます。
基本的には日本版のモデルが一番高く売れるので、将来的に売却を考えている場合は日本版を購入するのがおススメです。
Apple Care+やキャリアの交換サービスを利用したiPhone・iPadのモデル番号は交換品となり、買取価格が下がります。新品未使用であっても、思ったほどの値段がつかないこともしばしばあります。
格安SIM通信業者や中古スマホ販売業者が販売するリフレッシュ品は一番価格の下落が激しいので、売却の際は注意しておきましょう。
以上、モデル番号の確認方法と買取価格の変動についてでした。それでは。